【人生の下り坂】
- linkworkerssendai
- 6月23日
- 読了時間: 2分
昨日の訪問リハビリの場面。
長らく関わっている、先天性障害を持つ50代の方のお母さんから。
「日常生活動作や移動の介護が本当に大変になってきている。
夫は仕事をしていて日中は介護を手伝えない。
限界だ。」
との話がありました。
先天的に障害を持って生まれた方の親は、介護に熱心で、多くの方が「本人より先にあの世に行けない!」と頑張っています。
今回の方もまさにそのタイプの方で、どうにかして夫婦で家で面倒を見てあげたいと昔から言っていました。
ただ80を前にして夫婦関係にもほころびが見え始めており、「いよいよか...いや、その時期は前から来ると分かっていたのに...」と思いました。
ACP(人生会議)の話をしたら「ぜひそれをやってみたい!」とおっしゃっていました。
このようなケース、実は僕自身たくさん見てきました。
私が、夫が、本人が、支援者が、医療が、介護が...などなど誰かのせいにしがちですが、正直誰のせいでもないし誰が正しいわけでもないと思っています。
一つ言うなら誰も「人生の下り坂」について気づいていないし気づかないふりをしているし、そしてきっかけが無かっただけだと思います。
地域で始めるACP講座では「人生の下り坂」の話をします。
僕がいる業界では「良くなる、維持する」という暗黙の空気感で支援する事が多いのですが、実際は誰しも人生の下り坂を進んでおり、少し遅れてそれを受容し、それでも前を向いて歩いています。
下り坂はネガティブな言葉として捉えられていますが、それを知る事で、初めて自分の為・周りの為に「備える」準備が必要だと感じ、「限られた人生」の中どう生きるか?について考える事が出来ると思っています。
丁度そのタイミングで、娘が国語の宿題として『平家物語』の暗記をしていました。
今になって強く感じます。
世の中「無常」だと
魂は生き続けるかもしれないが、人間としての終わりはある。
だからこそ「今」を生きよう!そして備えよう!
こんな縁起でも無い話が日常的に話される地域を作っていきたいと思います。





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